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生成AIで世界はこう変わる / 今井翔太 請求記号：007.3||I43　所在：開架（2階）: 公開日：2024/05/02

レビュアー：リハビリテーション学科
超知能の今　★★★★★
2024年4月15日に東洋経済ONLINEで紹介された「東大生厳選！GW前に読みたい思考力を高める3冊」で取り上げられた一冊です。この本の著者、今井翔太氏は東京大学の松尾研究室に所属しています。第5章「生成AIと共に歩む人類の未来」では、今井氏が個人的な見解を交えて、Google検索やChatGPTがさらに進化することにより、日常の悩み、リアルタイムでの出来事、ゲームの裏技、仕事上の行き詰まり、そして人類が蓄積した科学知識に至るまで、ほぼすべての問題が解決可能になる近未来を予想しています。すでに人類はAIに大きく依存しており、規制がそれに追い付いていません。この本は、今後の学生教育改革にも取り入れるべき重要な示唆を含んでいます。

【作家紹介】サン=テグジュペリ 請求記号：: 公開日：2022/10/18

レビュアー：肥後成美
サン=テグジュペリ　★★★★★
1900年フランス生まれ、1944年に偵察機の操縦士だった著者はイタリアからフランスへ向かう任務遂行中に消息を絶ちました。定期郵便飛行士、冒険飛行士などを経て、第二次世界大戦中は偵察飛行や輸送飛行などを務めました。人生への勇気を与えてくれる本です。

自分とか、ないから。 / しんめいＰ 請求記号：120||Sh64　所在：テーマ書架（1階）: 公開日：2024/12/24
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レビュアー：よう来たね
無我、空、道、禅、他力、密教　★★★★★
久々に、読み出したら止まらない本でした。
著者（しんめいP）は東大を卒業し、期待されて大手IT企業に就職したのに、仕事ができず、転職してもうまくいかず、無職になり、一発逆転を狙ってお笑い芸人になったもののR-1グランプリ一次予選敗退、とうとう離婚、それ以来、引きこもりの生活。
そんな、社会的に孤立し、虚無感と自己嫌悪に悩み、自分を見失った著者が、「楽になる」術を教えてくれた恩人たち（ブッダ、空海、…）への感謝を「なんなん、このふざけた軽快な文章！」で綴ったエッセイであり、絵のないギャグマンガみたいな感覚で読める東洋哲学入門書です。
自分探しの旅に出る前に読んでほしい。

人は、誰もが「多重人格」 : 誰も語らなかった「才能開花の技法」 / 田坂広志 請求記号：159||Ta92　所在：開架（2階）: 公開日：2024/11/29
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レビュアー：ミカヅキ
人は誰もが「多重人格」誰も語らなかった「才能開花の技法」を読んで　★★★★★
私は「家」にいるとき、「大学」にいるとき、「社会の大人たち」といるとき様々な場面で話し方や礼儀作法を変えます。皆さんもそうではないでしょか？私たちは日常的に人格を入れ替えながら生活していることがこの本を見ればよく分かります。ぜひ読んでみてください。

1年目ナースが先輩から「よく聞かれること」108 / NTT東日本関東病院看護部編著 請求記号：N210||N98　所在：開架（2階）: 公開日：2024/09/30
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レビュアー：看護学科
1年目ナースが先輩から「よく聞かれること」108　★★★★★
先輩看護師による「質問に込めた意図」や質問に対する「答え方の例」と「答えを導き出す根拠となる知識」、「関連する質問」をコンパクトにまとめられていてわかりやすいです！

地図と拳 / 小川哲 請求記号：（玉名市図書館で所蔵されています。）: 公開日：2025/03/31

レビュアー：リハビリテーション学科
満州に描いた地図　★★★★★
「あるもの」は母から夫を奪い、長男をも奪った。そしてついに次男までも奪い去り、家族を根こそぎ持ち去った。前夫の命を奪ったのも、「あるもの」だった。その「あるもの」とは、「満州」である。日本人は、満州という白紙の地図に、日本人の夢を描き込んだ。満州に住む人々や、不凍港を求めて南下するロシア人も地図を描いてた。しかし、それぞれの想いを込めて描いた地図は、多くの拳で穿たれる運命にあった。
この小説は、歴史的背景を基にしつつ創作された人物や架空の都市が描かれた、世界各地で続いている戦争についての思索を促す読み応えのある直木賞受賞作品です。作者の小川哲によれば、主人公は細川と須野明男なのですが、抗日戦士の丞琳（チョンリン）の生き様にも是非注目していただきたい。とにかく登場人物が多いので、メモを取りながら読まれることをお勧めします。

ねじまき鳥クロニクル:第１部～第３部 / 村上春樹 請求記号：（玉名市図書館で所蔵されています。）: 公開日：2025/01/28

レビュアー：リハビリテーション学科
現実と非現実の境界で　★★★★★
非常に奥深い世界に誘ってくれる作品です。「強くならなければ生き残れない。だが、同時にどんな小さな音も聞き逃さないように静かに耳を澄ますことが重要だ。」とクレタ島への出発前に加納クレタが主人公の岡田トオルに語ったこのフレーズは、物語の全体像を象徴しています。また、関東軍、ソビエト連邦軍、およびモンゴル軍の間で発生したノモンハン事件（ハルハ河事件）を通じて、村上春樹が初めて満州事変やそれに関連する歴史的な出来事を取り上げた作品です。現在も続く戦争に対して著者が何を伝えようとしているのか、その視点で読むとさらに興味深い作品です。個人的には1Q84にも登場する牛河（同一人物かどうかは不明）の存在が重要な役割を果たしてくれたと思っています。

赤い月 :上・下 / なかにし礼 請求記号：（「新潮社」版は玉名市図書館で所蔵されています。）: 公開日：2024/07/29

レビュアー：リハビリテーション学科
そう生きるしかなかった・・・　★★★★★
2004年に映画化された、作家なかにし礼の自伝的小説です。旧満州を舞台に、一人の女性の生き方を描いた作品で、映画では「波子」が主人公として描かれています。確かに「波子」の人生は多くの思索を促しますが、「氷室」と「エレナ」の壮絶な生き様が戦争の悲惨さを如実に表現しています。この物語は、平和な日本の若者が自国の歴史を学ぶ上で、ぜひ手に取るべき一冊です。

人は話し方が9割 : 1分で人を動かし、100%好かれる話し方のコツ / 永松茂久著 請求記号：請求記号：N210||N98　所在：テーマ書架(1階): 公開日：2024/10/31
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レビュアー：社会福祉学科
人間関係を円滑にするために役立つ本　★★★★
コミュニケーションをとる上で大事なことが沢山書いてあり、様々な場面で役に立つ本です。話し方のスキルやコツというよりかは、会話をする上での基本が書かれてあり、読みやすいです。

南方郵便機 / サン=テグジュペリ 請求記号：（玉名市立図書館など公共図書館をご利用ください。）: 公開日：2022/10/18

レビュアー：肥後成美
サン=テグジュペリ『南方郵便機』　★★★★★
カサブランカ（モロッコ）とダカール（セネガル）を結ぶ定期郵便飛行士時代の経験を基に描かれた抒情詩。[ 補足・図書館　新潮文庫『夜間飛行』に収録されています ]

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